「パンドラの箱の底」世界観

 近くて遠いいつかの未来、とある大国が宇宙に向け、当時新開発だった爆弾を放った。
 結果、爆発により軌道が狂った小惑星が、地球に向かって進み始めた。
「あと6年」
 衝突までのタイムリミットに、人類は立ち向かう。


【大学研究所】
 小惑星との衝突を回避するべく、全ての教育機関が研究所としての役割を持つことになった。
 大学もその一つであり、全ての子どもたちは、対小惑星の研究員になることが期待されている。


【後輩】柚本
 天涯孤独の大学一年生。
 超のつくほどの天才だが、周りに無関心で生きてきた。
 高校で出会った先輩を追いかける形で進学。
 柿崎先輩は「きっとこの世で一番気に入っている人間」。

【先輩】柿崎
 陽キャの大学二年生。
 感情の起伏がない後輩を何かと気にかけていたが、まさか同じ大学研究所に来るとは思わなかった。
 なんなら、後輩に特別な感情を抱かれているとも思っていない。
 ノンケ。